PoSsUn's Room

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漫画の感想を主に。おすすめとか紹介していけるようになれたらいいなと思います。

SAMURAI DEEPER KYO 感想

お前も聴いただろう、清風の響きを

 

どぉーも、ぽっすんです。

漫画感想第2弾。

今回は週刊少年マガジン誌上にて連載されていた

SAMURAI DEEPER KYO です。

タイトルの通り侍もの、時代劇?ものです。

時代劇?になってるのは江戸時代が舞台のはずなのに技名がカタカナだったりとか

プリクラがあったりとかするからですね(笑)

 

それでは、いきます。

 

 

  •  あらすじ
  • 感想
  • 好きな登場人物
  • こんな人におすすめ

 

の4項目です。

 

 

 

あらすじ

全38巻と長編なのでざっくりいきます。

 

賞金小町(賞金稼ぎ)の椎名ゆやはある賞金首を探して旅をしていました。

それが伝説の〈千人斬り 鬼眼の狂〉です。

旅の途中で容姿のよく似た男に出会うのですが、これが食い逃げで賞金をかけられていた薬売りの壬生京四郎という人物。

 

一緒に旅を続けることになった2人は

賞金首の蛮頭次兄弟と戦うことになります。

戦闘中に京四郎が言いました。「ヤツがくる…

刀を抜くと京四郎の中の別人格が姿を現します。それが何と鬼眼の狂。

ゆやが探していた相手は京四郎の身体の中に居たのです。

狂、圧倒的な強さであっという間に蛮頭次兄弟を蹴散らします。さすが伝説の人斬り。

 

その後三彩衆の紅虎、家康の御前試合で出会った真田幸村、狂の過去を知る出雲阿国等と共に、富士の〈青木ヶ原樹海〉に向かいます。

目的は狂の本当の躯を手に入れるため。

京四郎と狂はもともと別の人間だったのです。

そこで過去の宿敵織田信長と対決。

打ち倒したのはいいが、目的だった狂の躯は手に入らず。

 

さらに力を付けるため、狂は昔の師匠であり刀匠の村正に再度教えを乞い、中途半端だった剣術〈無明神風流〉の奥義を極めます。

そこで〈壬生一族〉の辰令の技によりゆやの命に期限ができました。

ゆやの命を救うため、また狂の躯を取り戻すために、過去の狂の仲間の四聖天や忍集団真田十勇士らと共に〈壬生一族〉に乗り込むことに。

強敵と戦うなかで〈狂の出生の秘密〉等がどんどん明らかになりながらも、新たな謎がどんどん増えていきます。

 

壬生一族を束ねる先代 紅の王が隠したがっている

〈壬生一族最大の秘密〉が鍵になりながら

ストーリーは進んでいきます。

 

そして目的は果たされ、紅の王も倒し物語は大団円を迎えます。

 

以上、かなりざっくりですがあらすじです。

 

[まとめ買い] SAMURAI DEEPER KYO(週刊少年マガジンコミックス)

 

感想

江戸時代を舞台にしたバトル漫画です。

侍みたいな人たちがあり得ない技で斬りあいまくるというストーリーです。

評価はかなり分かれると思います。

僕個人的には大好きです(笑)

作品全体から臭うんですよ、中二が。

これが大好物なんです。

どの辺りが中二かと聞かれますといっぱいあるので困りますが…

まずは部隊の名前。

四聖天五曜星大四老   等数字が入ってる集団。

そしてそれぞれが放つ技の名前。

隻霊眼、氷魔十字霜舞(グランドクロス)黄龍  等々…。

字面だけでは分かってもらえないとは思いますが(*_*)

あ、これ読めます?

〈玉兎百雷蹴撃〉

ぎょくと…?ひゃくらい…?

〈うさちゃん・テンコテンコ・パンチ〉です。ふざけてますね、はい。

「蹴る」って書いてるのに読むのはパンチですからね。

こんな感じの技がポンポン出てきます。

あ、悪口じゃないですよ、大好きなので。

それから敵方の組織である壬生一族。

水だったり重力だったりを操り能力持ちです。痺れますね!

 

歴史上の人物もたくさん登場します。

あらすじに登場してないのでいきますと

猿飛サスケ伊達政宗巴御前 等。

かなり脚色されてはいますが、実在した人物が登場することで実際にこんなことがあったのか?なんて考えたりしちゃいます(笑)

 

実は僕、この作品の作者である上条明峰さんが好きなんです。

絵がキレイなんですよ。

この作品が連載デビューなんですが、初期からかなり安定してます。

その辺は好みがあるはずなので何とも言えませんが(^^

 

 

好きな登場人物

 

敵味方含めかなりの人数が居ます。

その中で僕が一番好きなのはアキラです。

 狂の昔からの仲間である四聖天の1人です。

このアキラ、壬生一族ではないのになぜか氷を操る能力持ちです(笑)

 

孤児だった彼は狂に拾われ、独学で剣を学びます。

孤児であるが故、中盤ある壁に当たります。

それは〈侍の血〉を持たないこと。

この作品の世界の中では血筋が大事で、侍の生まれじゃないと限界を越えた強さを手にする事が出来ません。

 

しかし彼は尋常じゃないほどの努力で

化け物だらけの侍達の戦いについていき、普通に勝負にも勝ってしまいます。

努力は必ず報われるとは思いませんが報われる努力も確かにあるんだと思わせてくれます。

 

基本1人で戦っていた彼も、紅虎等仲間と共に闘うことで友情の大切さに気付き、終盤では初登場とはずいぶん変わった人柄になります。

作中一番成長したのか彼だと思います。

 

こんな人におすすめ

 

インフレを繰り返しながら

チャンバラバトルが続きます。

中二要素が大好物だという方には是非読んでみてもらいたいと思います。

 

少年ジャンプ連載の〈BLEACH〉とか

好きだった人は楽しく読めると思います(^-^)

 

 

 

 

以上SAMURAI DEEPER KYOの感想でした。

あまりメジャーな作品でなく、回りに知ってる人も少ないので少しでも拡がってもらえるとうれしい…(T-T)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

では、またそのうち(-_-)/