D-LIVE!! 感想
お前に生命を吹き込んでやる
あらすじ・感想
国際人材派遣会社〈ASE〉に所属する斑鳩悟が主人公。
この悟、エンジンが付いてる乗り物なら初見でも乗りこなせるというマルチドライバー。
様々な乗り物を駆使して困難なミッションをこなしていくアクションもの。
4話くらいで一章が終わる短編が続いていく、という形でストーリーが進んでいきます。
アクション映画が好きな僕にとってはかなり好みの作品でしたね。
主人公は乗り物を乗りこなし、仲間が潜入・格闘などそれぞれの得意分野をミッションの内容によって活かし、こなしていきます。
トム・クルーズの〈ミッションインポッシブル〉シリーズを思い出すような作品です。
見たことないような乗り物もけっこう出てきますし、普段絶対にしない使い方とかもします。
アクションシーンも分かりやすく、セリフ少な目なのでさくさく読めました。
一応、シリーズ通しての敵キャラも出てきます。
なかなかの曲者ではあるのですが決着がいまいちパッとしない…
この辺は好みもあるので何とも言えませんが、個人的には無理に出さなくても良かったんじゃなかったのか、とも思います。
ミッションをこなしていくスパイもの、って感じでも良かったんじゃないかと…。
終盤、師匠兼上司が唐突に会社を辞め敵対するのですがここも急展開すぎる。
伏線的なのは張ってはおり、分からなくはないのですが(^^;
まぁ気になる部分が無いことはないですが、勧善懲悪のストーリーですっきりしました。
ここもまた人によりますが何度読んでも楽しめると思います。
こんな人は好きかも
スパイものの映画が好きな人
乗り物に興味のある人
ヒリヒリするアクションが見たい人
等々、普段漫画は読まないという人でも面白いと思います。
実写で映画になっても見応えあるような内容になってますので。
以上、D-LIVE!!の感想でした。
まとまってないですが今回はこの辺で。
ではまた(^-^)
寒の戻り
こんにちは。
最近とても暖かくて、長袖いらないんじゃないか?くらいの陽気が続いていました。
が、この週末、びっくりするくらい寒くて服装に困りましたね(^^;(^^;
趣味でバイクに乗るんですが
凍えるような寒さにやられ長い時間乗ってられませんでした。
早く暖かくなってほしい…
しかし花粉もある…
待ってると梅雨入りだ…(笑)
毎年こんなことを思いながら
夏を待ってます、ぽっすんでした。
ではまた(^-^)
コウノドリ 22巻 感想
2つの「知らない」っていう溝を埋めりゃあいいだろ
こんにちは。ぽっすんです。
今日は二回にわたりドラマ化された
「コウノドリ」の原作22巻の感想です。
帯に書いてある通り、災害医療編と
ぎっくり腰に悩まされる腰痛編となっております。
災害医療編
前巻からの続き、後編となります。
N県にて発生した大地震で現地は大混乱。
医療施設も麻痺してしまい人手も足りていない。
そんな災害現場で活躍するのがDMATと呼ばれる医療チーム。
限られた器材や薬剤でできる限りの最善を尽くして
被災者達の支えになっている医療チーム。
その役割はかなり重要なものであると思います。
冒頭のセリフは主人公と同じ病院に勤務する救命医が、医学生時代の友人であり現在は産婦人科医としてDMATに参加している医師に言ったものです。
「DMATの医師は外科医が基本であり、周産期医療のことは知らない」
「産婦人科医は災害医療を知らない」という流れから
過去の災害現場で暴走しかけた友人にかけた言葉です。
前述した通り、限られたものしか使えない状況であり、それぞれの得意分野の事を精一杯やるしかない状況であるため、当然手が回らない、そもそも気づかない場面が多々あることでしょう。
そんななか、両方を知っている人間の動きかたが現場の状況を変えることが出来る、と気付かせる言葉です。
大事なことだと感じました。
災害時であろうと出産を控えた妊婦は当然存在し、出産にまつわるトラブルも起こるわけで、「知らない・分からない」では済ますことのできないことです。
災害時に限らず、普段からいろんなことを学び、少しでも知識を蓄えておこうと感じました。
そしてその被災地の病院で副院長として働いていたのがドラマで星野源が演じた四宮の父親。
もともと人手不足であったにも関わらず、災害ということで余計に人手が足りません。息子に応援を要請し、それに応えて現場に駆けつけた四宮。
四宮の活躍もあってとりあえず落ち着きを取り戻します。
そこで幼い頃の友人の母親で、昔お世話になった人が末期がんであることを知った四宮。
友人の奥さんは妊娠しており、どうしても孫の顔を見せてあげたい、最後まで医者として最善を尽くしたいとの思いから地元に戻ることを決意します。
腰痛編
四宮が退職し、産婦人科医が減ってしまった〈ペルソナ〉。
気合いを入れてみんなで頑張ろうとしていた矢先、助産師の小松さんがぎっくり腰に。
さらに主人公のコウノトリまでぎっくり腰になります。
代わりの産婦人科医も見つかってないなか、救命に異動していた下屋が一時的に産婦人科に戻ってヘルプしたくれることに。
しかししかし、この下屋までもがぎっくり腰になります(笑)
二人で椅子に座ったまま移動するばめんで22巻は終了。
中腰になることが多く、患者の移動にも力が必要で産婦人科の職員は腰痛を起こしやすいとのこと。
腰痛の人のためのヘルプできた人までもがぎっくり腰…
さすが漫画だなと思いましたね(笑)
21巻から続いた災害編は、この巻にて終わりになりました。
話的には重たい話が続いたのですが、次の腰痛編がギャグパート。
振り幅がすごいです(笑)
いままで妊娠・出産にまつわる話がメインであった作品ですが、この巻については出産シーンはありません。
望んでるストーリーとは違いますが、非常に勉強になる巻でしたね。
普段の話もとてもためになり、勉強になるのですがまた違った学びを得ることが出来ました。
次巻も楽しみです。
ドラマ化されたこともあり、読み始めた当初からするとかなり知名度も上がりました。
命の誕生に関する様々なことを学べます。
時間があったらぜひてにとってみてください(^-^)
それでは、また(^-^)
ランウェイで笑って 4巻 感想
「なにも捨てない」「両立する」方が覚悟がいる
お久しぶりです。ぽっすんです。
今までは完結済みの作品についての
感想を述べてましたが今回は連載中の作品です。
週刊少年マガジン連載のランウェイで笑ってです。
ご存知ない方もいらっしゃるとは思いますので作品全体の大まかな内容を説明します。
主人公の都村育人は服作りが好きな手芸部員の高校生。
そこでもう一人の主人公藤戸千雪に「デザイナーになればいいのに。」と言われます。
しかし、基本的には大学・専門学校を卒業した人達を対象とした職業であり、経済的に苦しい育人はデザイナーの夢を諦めていると伝えます。
千雪はモデルの事務所の社長の娘であり、自信もモデルをしていますが、致命的ともいえる欠陥を抱えています。それが「身長」。
158cmなんです。小学生の時からその身長であり、当時はモデルとして大活躍だったんですがそのまま止まってしまいました。
それでもパリコレモデルを目指しながら日々努力を重ねています。
自分と同じ「生まれ持つ何か」で夢への道を阻まれる育人の力になりたいと考え、社長である自分の中の父親に頼み、デザイナーを1人紹介してもらい、弟子入りすることに。
そのデザイナーが柳田一。
環境を与えてもらった育人はデザイナーを目指せることになりました。
低身長の千雪と貧乏高校生の育人が
それぞれの夢を追いかけていく、という作品になってます。
ではこれより、最新4巻のあらすじと感想です。
あらすじ
育人は、3巻で知り合った芸華大の学園長の誘いで文化祭で行われるコレクションに参加することに。
実際に通う学生達と勝負することになります。
1,2年生でさえ参加者が少ないコレクションに
高校生で参加する育人。
参加費一万円が用意できず、用意できたのは半額の5000円。
が、その参加費を用いて生地を購入し、ミニチュアサイズの服を作成してプレゼンをする、というレースだったんです。
要は、服を作るために最低限必要な生地を買う予算が半分しか無いというかなり厳しい状況でのぞむことになるわけです。
かなり不利ですね。
アドバイスをもらいに千雪のもとを訪ね、ヒントを得た育人は限られた予算でプレゼン用の服を作り上げます。
審査員はライバルである各生徒達。
育人も他の生徒の審査をしていきます。
そして、育人の番がきて、「パジャマです」と言ったところで4巻は終了となります。
感想
職業ものの漫画作品。
普段何気なく着ている洋服のことですが、作っている人達の苦労や努力を僕は全く知りませんでした。
そういった一面を知れるとものの見方も変わってくるということで最近読むことが多くなった分野であります。
主人公の1人である育人が健気でいいやつなんです。
3人の妹達を抱えながら生活し、学校にも真面目に通い、入院している母親も気にかけ。
そんななかでデザイナーを目指して努力を続けているわけです。
千雪はそんな育人を尊敬しているといい、冒頭にあるセリフを放ってます。
以前紹介した幽遊白書の戸愚呂弟は
「何か1つを極めるということは他の全てを捨てること」と言ってましたが
育人は違うんです。何も捨てずに、全部やったうえで努力する。
自分には到底真似できることではないなと思いながら、「普通」の家庭がどれだけ恵まれたものであるかも知りました。
この巻はほぼ育人に焦点をあてたストーリが続きます。
10,000円を用意できなかったものの、他人の半分の予算でどんな服を完成させるのか、5巻が楽しみですね(^^)
ずいぶんと久しぶりになってしまいました。
プライベートでいろいろあり、なかなか時間が取れなくて・・・
とりあえず、落ち着いてきたのでまた隙を見つけて更新しようと思います。
では、また!
るろうに剣心 感想
剣と心を賭してこの戦いの人生を完遂する
こんばんは。ぽっすんです。
前回に引き続き、侍ものです(^-^)
るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-の感想です。
実写映画化もされ、しかもヒットしたということでかなり
有名な作品だと思います。作者が逮捕されたことでより有名になったかも…?(笑)
あらすじ
舞台は明治です。
-序盤-
幕末の日本で〈人斬り抜刀斎〉として恐れられた緋村剣心。
新時代になり、人斬りをやめ、人を殺めない不殺(ころさず)の流浪人(るろうに)になって全国を旅していました。
腰には通常、峰になる部分に当たる所に刃が付けられた逆刃刀を帯びて。
そこで、〈神谷活心流〉師範代神谷薫と出会い、人斬り抜刀斎を名乗る偽物と戦い、圧倒します。
スリを生業としていた少年明神弥彦、喧嘩屋相楽佐之助などと出会いながら、阿片で儲かろうとしていた悪いやつをしばいたり、日本剣術の未来を憂れう古流剣術家をしばいたりします。
心の一方を使う宇童刃衛との元人斬り対決は見ものです。
さらに、もと新撰組で現在は警察の斎藤一との再会もあったりと、物語の中心人物との出会い、紹介を中心に進行します。
-京都編-
人斬り抜刀斎の後釜である志々雄真実率いる〈十本刀〉との戦いです。
新しい逆刃刀の入手から始まります。
力不足を実感した剣心は、師匠である比古清十郎から〈飛天御剣流〉の奥義を伝授してもらい、本拠地に乗り込み、十本刀の実力上位3人と、剣心、斎藤、佐之助での戦闘になります。
また、本拠地としていた旅館に残りの十本刀のメンバーが襲撃し、弥彦や薫、〈隠密御庭番衆〉と戦います。
弥彦が戦闘要員として善戦し、敵を打ち倒します。
そして明らかに体格がおかしい敵にやられそうなところで、先ほどの剣心の師匠・比古が現れ圧倒的な強さで打ち破ります。
そしてこの師匠がまた強いのなんの(笑)
敵の本拠地でもそれぞれ激闘を繰り広げ、剣心が志々雄を奥義〈天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)〉で破り、その野望を砕きます。
-人誅編-
東京に戻った剣心の元に、雪代縁が現れます。
剣心の元妻・雪代巴の弟です。
剣心の過去編を挟み、縁の部下になっている剣心に個人的な恨みを持つ者たちとのたたかいに。
そこで何と薫が殺害されてしまいます。
そのことにより精神を砕かれた剣心は落人村の住人になり刀を封印します。
しかし、実は薫の死体は人形であることが発覚、誘拐されていることが分かります。
剣心も迷いを断ちきり復活を果たして縁との対決に臨みます。
激闘の末これに勝利し、薫は無事に帰ってきます。
主人公の過去が明らかになり、今後の生き方を決めることになった最終章です。
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感想
はっきり言いましょう。面白いです。
主人公が元伝説の人斬り、流派の修業が中途半端だったりと先日のSAMURAI DEEPER KYO
との共通点も多く、雰囲気も似ております。
主人公が冒頭から作中最強クラスの強さを持ってて気持ちいい。
そこから更に流派を極め強さの頂点を目指していくという…
しかし、強すぎるが故相手を殺さずに倒すというところがなかなか難しい。
飛天御剣流の最大奥義・天龍翔閃は威力がありすぎて、逆刃刀でも死に至る可能性があるという。かといって加減を失敗すると奥義といえる威力を発揮することもできない。
なのでほぼ作中最強なのにしょっちゅうピンチになるんですよね。
まぁ相手も同じレベルの強さを持ってはいるんですが。
そこからの逆転勝利がバトルものとしては王道だとは思うんですけどね(  ̄▽ ̄)
個人的には京都編が好きです。
ボスの志々雄の人生がいろいろありすぎてもう…
政府に裏切られて身体を焼かれて、復讐の為に国盗りを始めるわけです。
身体を焼かれた影響で行動制限が出来てしまい、激しい運動を続けると勝手に発火して燃え尽きてしまう。
そして何より、強い(笑)
奥義を極めた剣心でさえ敵わず、斎藤、佐之助、蒼紫の四人で挑んでも歯が立ちません。
作中強さランキングでは比古に次ぐ二位ですね、きっと。
が、時間制限が来てしまい発火により死亡。
敵の勝ち逃げ的な終わりでした。
それでもかなり盛り上がりましたね。
弥彦の闘いも本格的になりますし。
そして最終章の人誅編のあたまに入る過去編。
これがシャーマンキングに次ぐ面白さの過去編だと思います。
剣心の人斬り時代を見せてくれるわけですが、いくら国の未来のためとはいえこの若さでこれだけのことを…
と、現代では考えられないことをやってのけてるまだ幼さが残る主人公。
妻となる巴との出会いから祝言、故意ではないにしろ巴を斬殺してしまうまでの話。
重たい話で少し気持ちも暗くなります。
過去編終わったら敵の襲撃でヒロイン死んじゃいますし。
精神的に疲れる最終章ですね(笑)
まぁそこはヒロイン、死んでるはずもなく縁に拉致られ人質にされてます。
助けるために敵地に乗り込む、お姫様的なことになってます。
映画ではただただ邪魔な存在でしたが…(^^;(^^;
縁を倒し、日常に戻ってきた剣心たち。
しかし長年の闘いで身体にダメージが刻まれており、飛天御剣流はほぼ使えなくなります。
月日が流れて弥彦が15歳になり、剣心と薫の間に子供が産まれております。
そして弥彦に逆刃刀を託し、ここで剣心の物語が終わります。
逆刃刀の重さを感じる弥彦に、読者として剣心の闘いを見てきた僕も同じようなことを感じました。
もう闘う剣心が見られない寂しさもありますが…。
剣心が闘いから解放され、平和な穏やかな日常に漬かれると思うとホントにお疲れ様、と労いたくなる薫の気持ちも分かります。
ここで物語は完結します。
と、思ってたんですが最近〈北海道編〉として続編の連載がスタートしました。
が、作者の書類送検により休載に入り、賠償して解決したにも関わらず再開のお知らせもない…
早く読みたいものです(*_*)(*_*)
好きな登場人物
僕は主人公剣心の仲間、相楽佐之助が好きです。
剣客だらけの世界で、持ち前のタフネスを武器に素手で闘い抜くやつです。
〈二重の極み〉はかなり真似しました。
自分の正義に基づいて生きるやつで、悪いと思ったのなら
相手が剣心であれ思い切り殴る。
友達を殴るっていうのはなかなか勇気のいる行動だと思います。今までの関係、さらには今後の関係までも変わる可能性があるから。
が、それを佐之助はやれるんです。
間違った方向に行きかけた時、力ずくでも正してくれる友達なんてなかなか居ませんよね(^^;
まぁ、その熱さが原因で最後には罪人として追われる身になるわけですが…。
しかし本人は後悔も反省もしておらず非常に清々しい。
見ててこんなに気持ちいいキャラクターを持ったやつ珍しいです。
海を渡る決意をし、剣心達との別れを選択したのも佐之助っぽくて良かったと思います。
強さランキング
ぽっすん的作中強さランキングです。
個人的なものですのでご自身の見解と違う!!と感じる部分もあるかとは思います(^^;
1位 比古清十郎
2位 志々雄真実
5位 雪代縁
6位 相楽佐之助・四乃森蒼紫
描写を見る感じこんなもんかなぁーと。
1位と2位の差はこんなに無いかなぁーとも思いましたが、比古が負けるところが全くイメージ出来ませんので(^^;
以上です(  ̄▽ ̄)
久しぶりの更新になってしまいました…(T-T)
もう少しマメに書けるようにします。
内容の方も、完結済みの昔の漫画がどうしてもメインになりがちですね。
購入、読んだら感想、くらいに出来たらいいなと思ってます(^^;
では、またそのうち(^-^)