PoSsUn's Room

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漫画の感想を主に。おすすめとか紹介していけるようになれたらいいなと思います。

幽☆遊☆白書 感想

こんばんは。
漫画感想1回目は「幽☆遊☆白書」です。

幽遊白書 全19巻セット (ジャンプ コミックス)

幽遊白書 全19巻セット (ジャンプ コミックス)

なぜ、この作品からかというと…
最近6周目くらいのアニメを観終わったからです(笑)
かなり昔の作品であり今さら語ることも無いとは思いますが、何度も読み返しており思い入れもあります。

では、いってみたいと思います。

  • あらすじ
  • 感想
  • 好きな登場人物
  • 印象に残ったセリフ

の4項目で書いてます(^.^)

あらすじ

交通事故により死んでしまった浦飯幽助
しかしそれは霊界(死人の魂の行き場所を決めるところ)でも想定外であり、まだどこにも彼の行き場所が無い…。
そこで、霊界探偵という人間界で妖怪・幽霊が原因とみられる問題を解決する仕事を引き受けることを条件に生き返らせてもらうことに…。


生き返った後、霊界に盗みに入る盗賊3人組、乱童、四聖獣といった妖怪達を倒していく霊界探偵編
盗賊3人組の内、飛影・蔵馬の2人、同級生でライバルの桑原和真、師匠の幻海と共に
格闘大会に参加し、登場人物が爆発的に増えストーリーが一気に盛り上がりをみせる暗黒武術会編
魔界と人間界をつなぐ〈界境トンネル〉を空け始めた仙水忍と、
その影響によって特殊能力に目覚めた人間達を巻き込んで能力バトルを繰り広げる界境トンネル編
魔族に覚醒した幽助の先祖に関わる話をしながら、唐突に終了する魔界

主にこの4つの章で構成されている。
生き返る前の霊体で展開するストーリーもあり、そこにもいい話があったりします(タヌキとかダメ松とか)が、この作品のメインは幽助が生き返ってからのバトル展開だと思いますので割愛しました。


感想

いやぁー、面白い。
自分で書いてて思ったんですが、これだけのストーリーがありながら19巻で終わってるんですよね。
まぁ魔界編の終盤は省略されてますし絵も手抜き感が見えてくるわけですが(^^;

序盤の雰囲気も個人的には嫌いじゃないですが、やはりバトル展開になってからの面白さは最近の作品に比べても充分に通用する。
むしろ超える作品のが少ないくらい。

僕が一番好きなのは中盤、最大に盛り上がる暗黒武術会ですね。
この章のボスになる戸愚呂(弟)。
こいつがまた魅力的なんですよッ!!
後に出てくる仙水、黄泉等もいい敵キャラなんですがやはり一番魅力的なのは戸愚呂(弟)。
悲しい過去を背負いながら戦いの中で
情けない自分へ罰を与え続けるという…
同情したくなるやつです。
そして主人公パーティを絶望させるだけの強さを見せてくれる。
最後の幻海とのやり取りも泣かせます。
そんなキャラなのに名前の設定が曖昧(T-T)
戸愚呂(弟)ですよ!?
兄はくそみたいな輩で兄弟を語らせるのも嫌になるようなレベルのやつです。
が、あくまで戸愚呂兄弟の弟としてしか扱われません。
まぁ兄はくずらしい最後?を迎えますが…
敵キャラとして人気があるのも頷けます。

5人1チームというルールにより、
勝ち進む度に登場人物が増えます。
が、それぞれに見せ場があり覚えるのにもそれほど苦労しません。
好きなキャラが1人は出来ると思いますッ!!

そこから続く界境トンネル編。
特殊能力による能力バトル、主人公の出生の秘密、妖怪のランク。
新要素がどんどん登場し、バトルも肉弾戦だけでなく能力の違いによる駆け引き等頭脳戦が出てくる。
こういう描写は作者の得意とする分野なのか、細かい設定の割には読みやすい。
絵柄も安定しており中身も濃い章になってます。

そこから最終章になる魔界編にいくわけですが、ずっと一緒に戦って来た桑原がここでパーティを離れます。
理由は受験のため(笑)
ガンガンインフレが進み、レベルが違いすぎてついていけなくなってましたから仕方ないとは思います。
魔界で、幽助、飛影、蔵馬の3人はそれぞれの戦いがあり、力を付けていきます。
そして幽助発案の魔界統一トーナメントに参戦。
しかしトーナメントの途中で物語は一気に飛び、優勝出来なかったという結果だけ読者には伝えられるという…
桑原は桑原で戦ってます。
そして、見事難関の骸工大附属に合格します。
うーん…実に消化不良な最終章です。

正直、この最終章がもっとしっかり描かれていれば現在の評価も変わってたと思うくらいもったいない…(*_*)
そこを補填したアニメは有能でしたね。
決して、現在の評価が悪いとは思いませんがね…
もう少し広い世代に読まれてるかなぁとは思うわけですよ(*_*)
しかし、名作にはかわりないと思います。

まとまってませんが、要は
「面白い、かなり」ってことです。



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好きな登場人物

多種多様なキャラクターが登場します。
僕も好きなやつはたくさん居ます。
その中で1人挙げさせてもらうと、主人公幽助と同じ学校に通い、何度と拳を交えた「桑原和真」です。
正直、昔はどちらかといえば嫌いでした。
あまり強いとは思えないし見た目もあまりかっこよくない…
中二臭いのが大好きな僕は飛影が好きだったんです。
が、大人になってしっかり読んでみるとこの桑原が非常にいい男なんですよね(T-T)
友達の為なら喧嘩もしない、仲間のために死ねる、死にそうな仲間を助けるために
新しい力に目覚める…
等々、桑原の名場面には必ず仲間の存在があります。
社会人になって、友達との距離感が広がってきてそれまで濃密だった関係が希薄になり、一緒にゲラゲラ笑いながら話してくれる人の存在の大切さに気づき、そんな時ゆうはくを読むと桑原にやられます。
良くも悪くも男臭い(笑)

と、いうことで僕の好きな登場人物は
「桑原和真」です。

印象に残ったセリフ

作者独特のセリフ回しもあり、印象に残ったセリフも多いです。
その一部を紹介します。


>>きたねぇ相手にも筋通して勝つからかっこいいんだろ<<
桑原和真:暗黒武術会編

>>何か1つを極めるということは他の全てを捨てること<<
戸愚呂(弟):暗黒武術会編

>>人はみな時間と戦わねばならない<<
幻海:暗黒武術会編


以上です。
初めて書いてみましたが、書いてる途中に「あ、あれも 」「そういえば 」と
書きたい事が浮かんでくるんですね(*_*)
上手くまとめられず乱文で申し訳ないです。
少しでも作品の魅力が伝わってればよいですが…


それでは今回はこの辺で。

また、そのうち(-_-)/